三寒四温でだんだん春らしく

街からやっと汚れた雪の塊が消えたと思ったら、冷たい雨。
温かい日が続いたかと思うと、「まだでした」と見透かすような少し意地悪な天気。

でも、まぁ、木々は確実に春に向かっているようで、日頃あまり見かけない樹の花も咲き、
北風に背中を丸めながら歩くおじさんの目を、少しだけ楽しませてくれます。

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シナマンサクの花、加工せずともまんまハーブってオーラ出してます。

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ミツマタの花は、可憐ですね。

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吹きっさらしの広い広場の脇にある果樹植物には、
風除けのレースが掛けられて大事に育てられています。柑橘系の江上ぶんたん。

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葉の新芽と一緒に出てきたニワトコの花の蕾、
ニワトコの杖って、ハリポタファンには有名だけど、小さな華が咲く前はこんなに渋い佇まいなのね。

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植え込みの樹も新芽が沢山出てきていて、色が明るくなっています。

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きれいなピンクでこの時期にピッタリだけど、モモではなくて琉球寒緋桜。

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こちらもきれいなピンク色で小ぶりな花も同じだけど、椿寒桜。

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この時期の話題独り占めみたいな気もしますが、河津桜は見逃せませんね。

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でも寒い日に耐え忍ぶように白い花を咲かせる梅の木も、
桜とともに日本人の気性を表しているのかもしれません。

寒さ暑さも彼岸まで、とお彼岸も近くなると同時に震災も思い出されますが、
季節ごとに色々と楽しめる日本に住んでいてよかった。