エゴン・シーレ展

 東京では約30年ぶりに開催されたエゴン・シーレの回顧展に行ってきました。オーストリアというある意味ヨーロッパ文化の中心のようなウィーンで活躍し、28歳の若さでスペイン風邪で亡くなってしまったた画家ですが、短い間にも関わらず一目見ると忘れられない印象的な作品をたくさん残してくれていました。

www.egonschiele2023.jp

 シーレと同時代活躍したクリムトやココシュカも好きなので、今回一緒に多くの作品を見ることが出来て非常に満足できました。

 30年前は確かbunkamuraだったか池袋のSEISON美術館で行われたように記憶していますが、この回顧展に合わせて木炭クロッキーの裸婦像のリトグラフ版画集を販売していたと某百貨店の外商担当から聞いたことがありますが、シーレの作品の中でもシンプルな強い一本の線で描き上げたクロッキーが大好きで、特に裸婦像はエロチックな中にも美しく、手に入れられた方が羨ましかったのを思い出しました。

この風景画の一角だけ写真撮影可となっていました。