いまだにワケもなく、横浜のシンボルと感じております。
土曜日は久しぶりに予定もなかったし、何故か突然氷川丸と閃いたので遊んできました。
向かう途中、山下公園では多くの観光客に混ざり、
公園内で撮影会をされていました。
たしかにね、目的もなくただブラブラするよりも、写真を撮ってみんなで集まり、
あ~だこ~だおしゃべりするほうが、何かと楽しいですからね。
大桟橋に停泊しているのは PACIFIC VENUS 、これから乗ろうとする氷川丸と比べ、
流麗でモダンな流れるようなデザイン。
変わってこちらは言わずもがなの氷川丸。
係留する鎖の一コマづつ、かもめが休憩していました。
ダイニングルームのあるフロアーのロビー。
気品があり、お年を召した今でも美しさを感じます。
昔の船で一番怖かったのはやはり火事。今はスプリンクラーなどで消火するのでしょうけれど、
この頃は消火用のホースが扉を破る斧とともに廊下に設置されています。
ファーストクラスを利用するお客の子供たちが遊ぶキッズルームも有りました。
なんだかゲームボーイで遊ぶより、こんな遊具で遊ぶ子供達のほうが、
楽しそうに感じられるのは偏見?。
ダイニングルームの窓だけど、人を雨や嵐といった自然の脅威から隔離するための強さを備えた建具。
何度も人の手で修理され、塗装された年月を感じさせるディティールです。
当時はこんなガラスの扉なんかあろうはずもなく、展示用の客室を見せるためのガラス扉。
船だからしょうがないんでしょうが、現在の基準から言うと狭いよね。
とは言え東海汽船とか大型フェリーの個室と比べれば少し広いかな?。
やはり一世紀近い(1930年建造)船歴は、こんなディティールにも現れますね。
ファーストクラスのデッキ、こんな所で海を見て過ごしたら、一日なんてあっという間に過ぎるね。
操舵室のコンパス、真鍮は人の手が入らなくなると、すぐにこんな風に色がつくね。
使われている時は、毎日研磨剤で磨き上げていたんだろうね。
船のデッキからこの老舗ホテルを見ると、どこの客相手にアピールしていたかがよくわかります。
前にこの船に乗ったのは友人の結婚式をこの船で行った時。28年前だ。
でも久しぶりに乗ってみて、わざわざ出かけてまで乗る魅力ある船だと再認識。
今度は横須賀でも行ってみよう!。