冬の庭 東御苑

午後から雨が降るとの予想で、朝から雲が空を覆い、陽の差さない一日でしたが、

こんな日は物にあたる光が優しく回りこむように当たるので、

コントラストの少ない写真が撮れるので東御苑に寄ってきました。

大手門を入ったところにある三の丸尚蔵館横には、十月桜が可憐な花を咲かせていました。

同心番所の瓦には、落ち葉が積もって無彩色の屋根に色を添えています。

菖蒲田近くのもみじの樹は、まだ落葉しておらず、まだまだ楽しめます。

ドウダンツツジの色づいた葉と、屋根の緑青のコントラストが冬の庭らしい。

コブシの蕾がアップを始めたのでしょうか？、まだ早いと思うのですが。（笑

すすきもまだ見頃、いつもだったら開ききっているのに。

梅林坂の梅の木も蕾をつけ始めました。

桜の木にも蕾が、秋をいまだに引きずっていたり、春の準備を始めていたりと自然は律儀です。