日本庭園は雨上がりを楽しむ

昨日と同じ東御苑ですが、今朝は雨が降っていて最寄り駅まで行こうと考えていましたが、

東京駅に着いた時に雨が上がっていましたので、予定を変更して東御苑へ。

雨が降っていると足下が濡れるとか、傘をさすのが面倒くさいとか、

あんまり積極的に表に出たいとは思いませんけど、

日本庭園は雨上がりを楽しむのに限ると、

昔から感じておりましたので2日続けての御苑詣でになりました。

三の丸から二の丸へ抜ける石垣、右手には同心番所が、石垣を抜けた左手には百人番所があります。

やはり、雨に濡れるとしっとりと艶っぽく感じます。

お天気が悪い日は足を運ぶ人も少ないのか、貸切状態です。

普段足を運んでもシャッターを切ることがあまりなかった二の丸庭園ですが、

濡れた風景はやはり綺麗です、四季折々違った表情を見られる日本という国に感謝です。

濡れるからこそ引き立つ鮮やかさ、っていうのも有りますね。

昨日の三の丸の樹と違い、本丸には大きな十月桜の樹が見頃に。

咲いている花の香もいいけれど、散ってしまった落ち葉の香りも雨で濡れると際立つように感じます。

見て、聞いて、触れて、嗅いで、味わうことはないけれど五感で楽しめる雨後の日本庭園は、

散策するのが楽しみな場所です。