自宅近所の横溝屋敷

昨年12月中旬に留学先から帰って来た娘も、日曜日の夜の便でアメリカに帰っていった。
たまの日本だからと、和食ばかりリクエストしやがって、
グラタンやシチューなどの洋食も嫌がったので、しばらくは魚と野菜の生活だった。(笑

おねえちゃんが居なくなったから息子に何が食べたい?と聞いたら、
すかさずビーフシチュー! そんなもので1kgのすね肉を使ってたっぷり作ったけど、
アッと言う間に無くなった、さすが運動部の高校生!。

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そんなことで、昨日の成人の日はお昼ごはんの支度しなくてもいいしと、
久しぶりに一人で外にでることが出来たので、カメラを持って自宅近所の「横溝屋敷」に行ってきた。

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このお屋敷は横浜市指定文化財になっている「みその公園 横溝屋敷」という、
横浜市鶴見区港北区の区境近くにある、元豪農の住居です。

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母屋だけではなく、蚕小屋や農具小屋、更には裏山などの環境まで保存されているので、
当時の生活が忍ばれて、みているだけで飽きない。

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着いたのがちょうど昼下がりだったので、縁側にはひなたぼっこの家族連れ。

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昔は日本の家屋は木と紙で出来ていると揶揄もされましたが、
障子を通したあかりってなんか優しいよな。

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お雛様も飾られていましたが、このお雛様はまだ新しいね、モダンな顔をされてる。

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農家なのに、客間からの中庭もなかなか。

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今となっては、屋根の茅を葺くのも難しいのでしょうが、立派な門です。

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小屋の屋根を支える柱だけど、土の上に落ちる影を久しぶりに見た気がした。
石ころとか落ちていてさ、昔の神社やお寺なんてみんなこんな感じだったけど、
今はタイルや敷石が敷かれていて土塊なんか見ること無いもんな。まぁ、ノスタルジー。(笑

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中庭から見た客間、こじんまりだけど、なかなか風情があるよ。

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こんな史跡は四季折々楽しめるので、また来てみよう。

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飾られる小物も変化していそうだし。