季節はめぐる

平日は横浜の自宅から、神楽坂と江戸川橋の中間辺りの事務所まで通っていますが、
だいたい朝家を出るのが7:45頃で、東京駅には8:25分頃、
駅からテクテク歩いて事務所まで行きますが、皇居外周までは10分も掛かりませんので、
普段は東御苑の門は固く閉ざされたまま。

でも昨日は犬の薬をもらうために獣医さんに寄っていたので皇居に着いたのは10時過ぎと、
久しぶりのレイト通勤になったので、久しぶりに東御苑を通ってきました。

朝は6時前起床で、犬の散歩に出かけますが、最低気温は2℃と寒い朝だったにもかかわらず、
お昼近くは日差しも暖かく、ぽかぽかとした陽気。

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この時期は太陽の光が鋭いというか、日向と日陰がパキッとした印象で、
大手門に規則正しく打たれた鋲もいつもと少しだけ違って見えます。

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大手休憩所入口のガラス窓は、木漏れ日の中で木々を映し出していて、
なんだか春を感じさせる絵柄に見えます。

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百人番所から白鳥壕に向かう本丸の石垣は、手前・奥といくつかのレイヤーが重なるように見えて
この次期の低い位置からの光が、コントラストを際だたせるようで見慣れた光景もなんだか新鮮。

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低木の庭木がみんな冬枯れてしまった二の丸庭園のスターは、やはり諏訪の茶屋。
この位の時間だと、撮影が趣味のお父さんやお母さんたちが、
大きな一眼レフのカメラに大きなレンズをつけ、三脚立てて撮影会の真っ最中。
中にはデジカメではなく、フィルムで撮影している強者も。

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江戸時代には現在の吹上御所のあたりにあり、明治45年にこの地へ再建された数寄屋造りの佇まいは、
四季折々変わった表情を見せてくれて美しい。

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先週末が暖かかったからか、梅林坂の梅の木には花をつけている樹が数本。
満開の頃には、辺りに仄かな甘い匂いを振りまいてくれるんでしょうね。

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見頃まで、後10日というところでしょうか、その頃また寄り道してみよう。