重いけど必要なこと

昨日、仕事の打ち合わせで墨田区の某所へ行ってきました。
クライアントから、自分たちチームを表現するため、紋章制作の依頼を受け、
ガラス工芸家の工房へおじゃましました。

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工房から見えるランドマークはこんなところ、私はまだ一度も登っていませんが、
ただ高いトコロって、正直あまり興味はありません。(悪しからず

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極寒の極地で氷を削りだしたような表情のガラス工芸作家さんです。

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いろいろな手法を伺い、どのような方法で形作るといい物が出来るか、
イデアを出しあう時が一番楽しいのですが、クライアントにどう伝えるか、戦略が必要です。

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サンドブラストで、ガラスの表面に細かな傷をつけ、
グラフィカルな模様をつけるサービスは、結構たくさんの工房でやっていたりしますが、
炉を所有し、素材であるガラスから形を作れる所はあまり無いようです。

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工房の墨にはいろいろなものが転がっていて、いちいち楽しい。(笑

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原型を作るための3Dプリント出来る業者も探さないと・・・、
どなたか知りませんか?。(笑

打ち合わせを終わらせ、駅に近づいた所で横網町公園に寄り道、
ここにある東京都復興記念館を覗いてみた。

関東大震災と、東京大空襲による大火で、この一体は大きな被害を受け、
その火災で亡くなった方を慰霊するのと、災害の恐ろしさを後世に伝えるのを目的として、
この記念館はあるのでしょう。

案内には昭和6年に建てられたとあり、空襲で生き残った貴重な建物でもあるんでしょうね。

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東日本大震災では地震による津波で多くの命が失われましたけど、
関東大震災では火災が原因です。地震による被害は防げたものの、二次災害が被害を拡大した。
災害大国日本に暮らす私達は、忘れてはいけないことなんでしょうね。

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古い建物を大事に使っているようで、使われている建材も今では余り見ることの出来ない寄せ木の床も。
歩くたびにギシギシと、なんだかこっそり移動もできないけど、楽しく見ることができました。

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とはいえね、コナンくんあたりに出てきそうな古くて暗い建物ですから、
建物を見るだけでも価値はありますね、大谷石の壁も、今じゃ見ることできませんから。

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横網公園の慰霊堂は、改修工事中でしたのでお隣の安田庭園を覗いて駅まで。

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初めて訪れる場所は、見るところがたくさんあって。
昔バイクで移動していた頃、この近所はしょっちゅう通ってはいましたが、
立ち寄って見るなんてことしませんでしたから、徒歩の生活もなかなか楽しいですよ。(笑