普通店頭に並ぶミカンは皮も艶やかで柔らかく、大きさも揃っていて甘いミカン。
でも、届いたミカンは不揃いで凸凹で皮もゴツイ、昔コタツに入って食べたミカンは、
どれもこんなんだったよな、と。
たしかに昔食べたと同じような古い樹から採れたミカン、
ミカンの木は長年採っていくと収穫量が減り、古い樹は切り倒され、
新しい樹に入れ替わっていく。
だから新しい品種のミカンではなく、古い品種のミカン。
ミカンの樹は古い方が実が甘くなるんだそうだ、つまり年をとった樹の方が美味しい。
このミカンは長寿樹で採れたもので、ただ甘いだけではない旨味がある。
一箱7kgで5,600円とやや高めだけど、あれば有るだけ欲しくなる、
樹のオーナー制度で農家から直接届けられる、早速来年のも頼まなきゃ。
今日入稿した医療法人の広報誌、特集は「寒い時期に増える心疾患に注意」で、
それに使う寒々しい写真を病院の隣にある公園で撮ってきた。
今朝も気温が下がって霜柱が。
やっぱり寒々しい写真は明るくなってから日が昇る僅かな時間じゃないとダメだな。
この時は今日の日記のタイトルにもあるように、サイモンとガーファンクルの「冬の散歩道」が
グルグルと頭の中で流れていた。
日が昇ってからは寒いといっても葉が落ちた雑木林でも、寒々しくは見えない。
場所はよく行く東御苑の二の丸雑木林。
やっぱりここは気持ちのいい場所。
北の丸公園の雑木林は厚い落ち葉に覆われているけど、
もう少しすれば集められて腐葉土にするため、一角に集められてはっ酵させられる。