今日は台所に立ちっぱなし

同じ事務所にいる同級生、一昨年親父さんが亡くなったが、
実家に金柑の木には沢山の実がなり、実が落ちて汚れるのが嫌だということで、
我が家にも金柑の実が来るようになった。

とはいえ金柑である。
小さく可愛いミカンのように見えるが食べるところはない!。
薄い皮の下は種ばかり、皮を食べるんだけれど、ジャムと言うかマーマレードに加工すると、
これが上品な酸味と旨味で、売っているマーマレードと比べ物にならないほど旨い。

で、今日はその作業の日。

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これでだいたい1kgの量がありますが、出ベソを取って身を半分に切り、
種を出してグラニュー糖と小量の水で煮こむ。
種を出すのは、爪楊枝でたこ焼きをひっくり返すように簡単に取れるが、
この量だと洗って(排ガスなどで結構汚れているので入念に)種を取るまで約1時間。

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皮が透明になった所でハンディーブレンダーを鍋に入れ、攪拌する。
通常のジャムは少し煮込んで落ち着いたら終わりだけれど、
金柑ジャムはこれからが本番。

裏ごししないと房の薄皮の食感が非常に悪く、どのように食べても美味しく感じられないからである。

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でも、裏ごししちゃうとピールのシャキッとした食感は無くなってしまうけれど、
口あたりは滑らかに、純粋に味を楽しめるようになる。
とは言え鍋いっぱいのジャムの裏ごしだと、これも一時間ぐらい掛かる。
トーストやケーキにつけて食べるのは美味しいけれど、
マーマレードのようにロシアンティーは酸味が強いからか美味しく感じられない。

保存容器に移し変え、ウォッカを消毒用に小さじ一杯程度入れて終了。

これだけではつまらなかったので、ブログのお友達であるaloha~さんのエントリー
寒い日にはケーキを焼こうで紹介されていた、カトルカーを焼いてみた。

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焼きあがったケーキに金柑ジャム付けマイウ~で楽しみました。
しかしこのケーキは、簡単に出来る割には美味しく出来て、
我が家でも定番になりそうです。