先日靖国神社で「奉納演武」をやるからと、知らせていただいていたので見に行ってきました。
終戦の日の喧騒はどこに、と思えるほど。
参拝される方は多くいらっしゃいましたが、静かな本来の靖国神社。
本殿向かいの能舞台で行われます。
先輩っす。 女性ですが真剣振っています。演舞された方は日本人だけでなく、
海外から来られた方も沢山おられるのにびっくりしました。
スポーツになってしまった柔道と違い、剣道や居合術などはまさしく武術。
真剣を使った演舞を間近で見るのは初めてですが、ピリピリとした気迫が感じられます。
体を鍛えるスポーツと違い、武道は精神を鍛えるものなんだと感じられます。
居合術だけでなく、古武道の奉納演武ですので、様々な流派の演舞を見ることができました。
武術や武士道など日本古来から在る武道は、禅などの精神性も内包されていると考えるのか、
外国人の方も多く参加されているのには本当にびっくりしました。
ひょっとして武道って、勝ち組・負け組・収入などに左右されない、精神的な豊かさを持って生きる、
根幹に位置する考え方なんだろうか?。
まずは、新渡戸稲造の「武士道」の本でも買って読んでみようかな。