ペスト・ジェノベーゼ作り
何年前からだろうか、家の小さな庭にスィートバジルを毎年植えている。
今年は種をまいた後、天候が悪かったのか発芽しなかったので、
6月になって近所の園芸店で苗を買ってきて植えた。
今年は発育が悪いと思っていたら、この1~2週間でガッツリ育ってきたので、
オリーブオイルとチーズを用意し、毎年恒例のペストジェノベーゼを作った。
ジェノベーゼソースを作るのに、一番面倒なのは葉を綺麗に洗った後、水分を綺麗に拭き取ること。
実際は洗った後、広げた新聞紙に均一に広げ、何度か葉を返すように風を当てれば大丈夫だ。
なぜ水分を綺麗に拭き取るかというと、水分が残っているとオリーブオイルと合わせた時
オイルが濁ってしまうから。
植物は勢い良く育っている時に収穫し、食べるのがオイシイ。
しかも朝一じゃないと味が落ちる。
今回のペスト・ジェノベーゼで使ったバジルは、このざる2杯分。
良くレシピで説明してあるのはパルミジャーノチーズだけど、
本来はペコリーノチーズ。産地によってサルド・マトゥーロ、トスカーノブリッロ等々、
今回使ったのは一般的なロマーノ。
これを竹かご2杯のバジルの葉に対して大体80g位、おろして入れる。
その他に入れるものは、松の実50gとにんにく2かけ、
仕上げに粗挽きの胡椒をガシガシと入れ、塩で味を整えておしまい。
ソース自体オリーブオイルでほぼ味が決まってしまうので、
けちって料理用のエクストラバージンオイルを使うと失敗するので、
出来れば500mlで¥2,000円くらいのものは使おう。
で、今日の昼飯はペンネにあえていただいた。