特定機能製品

 最近増えていますよね、思いつくだけでも食品や衣料品など。食品などは消費者庁認定のトクホマークなんてつけて売られていたり、サプリメントなんかもそうなんでしょう。着る衣料品だってこの時期のヒートテックブレスサーモなど、雨の日などはゴアテックスなどの撥水加工品などなど。毎日お世話になっていたります。

 この時期などはフリースなども軽くて暖かい服はありがたいのですが、最高気温が10℃に満たない日など、着こんでもなんだか冷たく感じたりします。なんでこんなに寒く感じるのだろうか、昔は寒くても過ごせたよなぁ。と考え、箪笥の奥に重いし強付くしで仕舞い込んであったウールのセーターなど引っ張り出して着て見ると「お〜暖かい」。

 保温に必要なものだけで不要なものを製品にすれば、軽くしなやかな物ができるのかもしれませんが、昔から人に磨かれて愛され続けられた製品は、不純物いっぱいで重くて強付く製品なのかもしれないけど、いざという時はきっちり仕事をしてくれると再認識しました。

知り合いのデザイナーが作ってくれた目がみっちりと詰まった重たいセーター

 食べ物もそうかもしれません、サプリメントで抽出された物と比べ不純物のたくさん詰まった野菜や魚を直接食べた方が、体のためにはいいのかもしれません。最近日本酒も大吟醸が平たく感じて、純米酒ばかり呑んでいるのも不純物の中に旨みを感じたからでしょうか。こればかりは明日になれば違ったことを考えているかもしれませんので、なんともいえませんが。