気持ちよく騙して

 ジャンルに関わらず映画は好きです。小説も好きです。テレビのドラマもよく観ます。観る基準として映画とドラマは監督・脚本家、小説は言わずもがな作家。極論言えば彼らは嘘を上手についてお金をいただく錬金術師でしょうか、それとも詐欺師?。嘘を並べ立て、観る人に共感を得るためにディティールに拘り嘘を正当化する。作家は登場人物の心情を表現するためふさわしい単語を探し並べ文章にする。

 映像でも小説でも観終わった後「美しい」「嬉しい」「温かい」「気持ちいい」と感じられる感情で心を揺さぶられるのがいい作品と位置付けしてます。だから洋画でも邦画でもアニメでも「気持ちよく騙して」。そこにお金を払います。

 アニメ、ジブリは豚辺りまでかな?、押井監督も庵野監督も好きだけど最近は新海誠監督作品がいいですね。これから年末に向け仕事が少々忙しくなるのでその前に観てきました。

 


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 やっぱり映画は映画館で、HOME THEATREなど自宅に設備が整っていようが没入感が違います。観た人それぞれ印象も違うでしょうが、観終わった後私は「幸福感」を感じました。映画は誰かと話題を共有するのも良いのでしょうが、観て感じることは人それぞれなので必ず一人で観に行き、牛のように食後口の中で反芻するようにしています。(笑