クルマのユーザーミーティング 1日目

 現在乗っているクルマは2019年登録のAlfa Romeo GIULIA Turbo DIESEL SUPERというクルマです、クルマを製造販売するメーカーは世界中に沢山ありますが、日本では不人気で車自体あまり売れていないのに一部熱狂的なユーザーがおり、マイナーな故の承認要求といいましょうかユーザー同士が集まってクラブを作ったり、様々な規模でミーティングと称して集まっています。
 それぞれのクルマメーカー毎に特徴を出して差別化されていると思いますが、Alfa Romeoの場合「運転が楽しい」と言われる方が多いように感じられますし、実際に私もそのように感じています。A地点からB地点までカーブや上り下りがあってレーシングカーのように速い車もありますが、ほとんどのAlfa Romeoはそれほど速くはありませんが運転していて楽しいんです。毎年10月の中旬ころの週末に長野県蓼科で開催されるイベントがいくつかあり、その中の「Riavvia Alfa Romeo Nove(9)」に参加してまいりました。

 

白樺湖を望むスキー場近くのホテルが会場

 去年もそうでしたがバイクのツーリングクラブで長年一緒に走っていた、さいたま在住の友人と二人で(1968 Giulia 1750 GTVと2台で)参加しました。昨年は高速道路のSAで待ち合わせをし、八ヶ岳の麓から下道をツーリングし目的地に向かいましたがあっけなく着いてしまい、近くを1時間ほど2台で走っていましたので、今年はもっと濃厚に走っていこうと年甲斐もなく延々と山道を走ることにし、埼玉から長野まで下道くねくね峠ツーリング。
 最近はルートをスマホのアプリで検索し、時間を読んで出発しますが昼間だと首都高から外環を通って関越へと推奨されますが、この日は都内の環八を北上し練馬ICからのルートを推奨され走りましたけど、1980~90年代はよくツーリングの待ち合わせに谷原交差点の先のコンビニを利用していましたのでその頃を懐かしく感じました。空いていれば都内の下道を走るのも良いもんですね。
 話がそれましたが当日の関東地方の天気予報は曇りですが、時々雨に降られます。こうゆう雨が一番汚れるんだよなぁと一人ぼやきながら飯能の国道299号線にあるコンビニで待ち合わせをし、軽く朝食を取って6時過ぎには走り出しました。

 

時々雨が降る中、日の出の時間が過ぎても厚い雲で仄暗い

 まずは先日参拝した秩父神社の横を抜け志賀坂峠、上野村を抜け十国峠へ。確か一昨年の台風で通行できなくなり、随分と長い期間通行できなかったと記憶しています。とは言え未だに工事中で片道交互通行の場所も何か所かありましたし、先週からの雨で路面には水が溜まっていたりとバイクツーリングだと厳しいコンディションでした。しかし十国峠は車幅1,800mmを超えるうちの車には道幅も狭く、気の抜けない運転になりました。佐久市で国道141号を右に進み10分ほど走り左折し蓼科スカイライン方面に、途中までは美笹に別荘地があるようで道路はきれいに整備され走りやすかったですね。その先に暫く走るとJAXA美笹深宇宙探査用地上局という白くてバカでかいパラボラアンテナが現れます。車停めて写真撮っておけばよかった。
 しかし全国旅行支援キャンペーン後の初の週末だったからか、蓼科スカイライン山頂の駐車場付近は路肩に駐車する車でいっぱいでした。なんの施設もないのにこの人気はなぜ?なんて思いましたが手つかずの自然が最大の魅力なのかもしれません。

左が同行した友人のGiulia、50年以上前の車ですがコンパクトです

 蓼科スカイラインを下った女神湖入口の交差点を左に入り、ホテルを目指しますが集合時間も近くなり前にはGiulietta Spiderと遭遇しランデブー走行、新旧のAlfa Romeoと走れるのがこのミーティングの魅力かもしれませんが、それは午後からのお楽しみ。
 ホテルには予定通り10:30に到着、飯能のコンビニから約167km、休憩を含め約4時間のツーリングでした。チェックインを済ませ昼食後参加者全員でのマスツーリングになりますが、今回の参加車両新旧合わせて全80台、一番古い車両は1958年のGiulietta Spider Veloce、白樺湖の交差点から国道152号を北上し長和町で国道142号へ左折、中仙道和田宿を右折し県道178号を折返し集合場所の美ヶ原高原美術館駐車場まで駆け上ります。

美ヶ原高原美術館山頂駐車場は霧が出て真っ白です

 駐車場から来た道を戻りますが途中の県道178号に入らずビーナスラインを通って霧ヶ峰、車山高原から白樺湖のホテルまで、途中途中スタッフによる撮影を交えながら約100km走行しました。ほぼ山道ばかり270km走るとクタクタです、ホテルでパーティーの後温泉に浸かるともう目も開けていられずこの日は終了いたしました。

 

お疲れさまでしたという達成感です