交通事故統計

 毎年1月4日に警察庁から前年の交通事故死亡者数が発表されますが、昨年2022年に交通事故で亡くなられた方は2,610名の方が帰らぬ人と発表されておりました。私が運転免許証を取った1980年頃の自動車事故での死亡者数は10,000人を超えていましたし、神奈川県は毎年死亡者数が多いワースト都道府県とのことで、免許証更新時の交通安全講習では注意喚起がされていました。

 それから40年経って約1/6まで減っているので、興味半分警察庁のHPで数字を眺めていましたけど、自動車保有台数(二輪含む)と死亡者数の推移を見ると継続して比率が落ちているので、潰れにくい車体剛性やエアバッグなど車の構造の変化が大きいと感じますが、人身事故に対する死亡者数は2010年に0.7%を切りましたが翌年から上昇しているので、クルマ自体よりも歩行者を含む道路環境が課題なのかな?なのと感じました。

 現代の車の運転に慣れている者が、古い車の運転席に座るとフロントウインドウを支えるAピラーが細くて頼りなく感じられるかもしれませんね。小さくコンパクトで私は好きなんですけど。

警察庁の公表データから表にしてみました。

 1970年は自動車保有台数10,000台/9人の方が犠牲になっていましたが、2015年は10,000台/0.5人に減っています。交通事故で亡くなる方が減ってはきていますが、0にはまだ程遠いのかもしれません。