隣人とのお付き合い

 もう70年近く生きてきましたので、対人関係で悩むことは随分と少なくなってきましたが、対国同士だと商売上のお付き合いなどでうまく立ち回れないこともありますね。やはり最近騒がしいのは福島の処理水のお話、放射性物質なのでそれぞれの方で受け止め方も違うのでしょうが、私自身医療機関の広報のお手伝いさせていただいていますので、レントゲンやCTなどの医療機器での被曝あたりからエビデンス重視の判断するように努めています。

 中国のとても客観的とは言えない評価に諦めの気持ちもありましたが、今朝の日経新聞の国際欄に駐日アメリカ大使のコメントがなかなか痛快だったのと、駐中国日本大使館が自身の「微博」アカウントで中国の対応は間違いであると根拠を示して発信し、通常の80倍近いアクセスがあったと読売新聞の記事にになっていました。

www.nikkei.com

www.yomiuri.co.jp

 水素の仲間であるが放射性物質三重水素トリチウム)が、水素原子2つに酸素原子1つで構成される水(H2O)の一つの水素がトリチウムに置き換わった(HTO)が水と分離できないし、飲んでも体内に蓄積しないことで自然環境に近い濃度で海に放出されるのも致し方ないと思います。

拾い物ですが

 強いて言うなら飲み水に限りある宇宙ステーションでの飲み水の原料は、船内のスタッフの排泄物を浄化したものを飲んでいる。に近いのかな?。

 

振り出しに戻る

 双六です、昨年12月頭まで毎月200km以上のランニングを続けておりました。60歳を目の前にした年にジムに通い始め、最初はトレッドミルで1時間ばかり走ることから始め、コロナ禍を機にジムを退会し早朝家の近くを走り出し、ふくらはぎやら足首やら、足の指の爪が剥がれたりと故障を治しつつ身体を作り10kmの距離を1時間切れるくらいまで走れるようになりましたが、持病の脊柱管狭窄症の悪化で手術という治療法を選択したので約半年間、検査しながら筋トレやランニングも中断しました。

 手術後3ヶ月経過し、治療箇所もしっかりしてきたようなので先日ドクターから運動再開の許可も出ましたので、あまり負荷を掛けず1km/8min程度のゆっくりしたペースで5~6kmの距離から走り始め、走り終えればアイシングをしっかりとしておりましたが、1週間ほどで以前も怪我した左足首の踵骨筋腱炎というまぁ足底板からアキレス腱まで繋がっている腱鞘炎(のような症状)になってしまい、またランニングはお休みです。

 これから膝の症状も出てくるでしょうし、肉離れもあるだろうなぁ。地道に筋トレやらなきゃと思っていますが、やはりこの暑さだとシャワー浴びて着替えてと面倒が先に立って二の足を踏んでしまいます。とりあえず硬くなった体の柔軟性を戻すため、ストレッチから始めましょうかね。

この時期でも陽が上る前は27℃くらいと走れる気温です。

 

お盆

 義母はどちらかと言うと地域とのつながりを大切にする人で、コロナ禍の頃「盆と正月でもこっちに来るな」と言われておりましたが、5類に移行する辺りから呪縛からも解けたようで久しぶりに墓参りしてまいりました。とはいえ掃除して花と線香を上げお参りしたらフリーなので、クルマで1時間ほどの富士宮にある山宮浅間神社(全国にある浅間神社の元宮)に参拝して参りました。神社と言っても富士山を遥拝した場所が遥拝所として浅間神社の元になった神社で、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」としてユネスコ世界遺産に登録された日本の世界遺産の対象でもあります。

富士山が御神体なので本殿は無く、富士山を望むところに拝礼する場所があるだけです。

 やはり熱せられた建物を通り越して来た熱風ではなく、木々の木陰を渡る風の気持ちいい事。このまま蜻蛉返りで実家に戻るのも癪なので、富士吉田までの交通情報を見るとスムーズに流れていたので北口本宮浅間大社にもお参りしていこうと、富士山の西側をぐるりと回り込んで向かう事に。

 お盆の時期に近い土曜日でしたがクルマの流れもスムーズで、バイクで富士五湖周辺をツーリングした時より気持ち良く走れた感じです。こちらにもクルマで約1時間ほどで到着し、杉の巨木に囲まれた神社を参拝。樹々の大きさや雄大な自然の豊かさは富士宮にある「富士山本宮浅間大社」よりも立派な神社でした。

木造の鳥居では日本最大だそうです。

 多くの方が参拝されていましたが、この日は中国語が多く飛び交っていたように感じられました。

本殿も立派ですが両脇にある杉の大木に圧倒されます。

なんだかお墓参りを口実に富士山嶺のツーリングになってしまいました。

 

都会にビックリ

 昨日は渋谷にミュージカルなんぞ観に行って来ました。六本木の事務所に通っていた頃、東急東横線は通勤で使っていましたので、道のりも懐かしく感じましたが車窓から見える多摩川の堰が無くなっていました。GOZILAが壊したのでしょうか。

 渋谷駅周辺の大規模再開発で、昔の面影は古く小さなビルに残る程度、大資本の作り出すパワーに圧倒されます。目的地は渋谷ヒカリエ11階のシアター orb 、都会のど真ん中に常設の大きな劇場ができている事にただびっくりすると共に、宝塚だけでなく国内外の芝居やミュージカルを観る素地が出来たことに日本人の文化レベルも上がって来たのかな?と感じました。

地上11階に劇場があります。舞台は撮影禁止でしたので写真はありません。

 流通が下向きになり、SEISONグループもほぼ解散状態ですし、文化関連に手を出せる古くから都心に土地を持つデベロッパーや輸送関連企業は強いですね。

 

ランニング復活

 金沢への旅行から戻ってきた数日後、ゴールデンウィークに手術した脊柱管狭窄症の術後診察を受け、順調な回復で金属と骨も固定されてきているようだとの事で、軽い運動から再開しても良いとドクターからお墨付きをいただき、翌日の早朝から軽いジョギングに徒歩の組み合わせでランニングとまだ言えませんが運動を再開することができました。

 いきなり長距離はきついので先ずは5~6kmくらいから、3kmまでは休まずに7′40″ / kmのゆっくりしたペースで。流石に8ヶ月もの間運動せず鈍った身体にはきつい、家にたどり着いた時点で大腿四頭筋からハムストリングスの筋肉痛の洗礼を受け、じっくりとストレッチをし、痛めた筋肉に血流を回すために家の中でも動きましたが、やっと運動できる身体に戻ることが出来たと喜びひとしおです。

3kmの折り返し、陽が昇る前はまだ涼しく走ることが出来ます。

 目標は昨年ランニング休む前までのタイムの10km / 60分切ですね。

 

夏のツーリング 番外

 旅行中の撮影はiPhone 12ProとRICOH GR IIIを使っていますが、今回SIGMA sd Quattro HにDG 35mm f=1.4のレンズ1本だけ持って行きました。自宅にいる時は熱い最中なかなか表にも出ませんので、旅行で表に出ることも増えるだろう、との事で持って行きましたがやはり画像のディティール再現性には惹かれます。画像だけ貼って行きます。

元石川県庁舎・石川県政記念しいのき迎賓館のステンドグラスです

ホテルに飾ってあった風鈴の飾り。

山代温泉にある服部神社境内の天馬(だと思います)

山代温泉薬王院温泉寺にかけられてた風鈴。

薬王院温泉寺手水舎に置いてあった紫陽花。

薬王院温泉寺の苔むした境内。

同じく、薬王院温泉寺の苔むした境内。

 このカメラ、使いにくいけど明るい環境より暗くアンダー目の情緒感の表現に向いて、「いい絵を吐き出してくれるなぁ」と再確認しました。

 

夏のツーリング その4

 宿泊したホテルは、滞在型でその地域の食材や伝統をうまく演出している事を売りとしていて、名所旧跡をを巡らなくてもその土地の伝統文化を楽しめるホテルです。地元で取れた旬の食材と温泉、伝統工芸品に囲まれた環境に身を置くと心身ともに癒される気持ちがします。そんなツボにハマるって事は、きっと歳取ったんでしょうね。

坪庭のちょっとした演出にも惹かれます。

 山代温泉には来られた方が誰でも入ることのできる公衆浴場が2箇所あり、明治時代にあった古い建物を当時のまま建て直したのが「古総湯」、湯船で湯浴みだけできる施設でシャンプー・石鹸、カランやシャワーなどありません。源泉掛け流しのお湯は家庭のお風呂と比べると正直熱い、管理してくれているおばちゃんに聞くと44℃〜45℃有るとのこと。お湯を身体にかけて湯船に浸かると何故かあまり熱く感じません。でも温泉から上がっても身体のポカポカがずっと続く温泉らしい温泉です。

 翌朝近くの神社に参拝し、美味しい朝食をいただきホテルをたちます。まず目指すのはホテルから近い八日市町にある「鹿野酒造」。日本酒の酒蔵です。私の好みは料理と共に飲むお酒なので、吟醸香よりも米を感じさせる少し黄色味がかった日本酒が好きなので、こちらの「常きげん」純米酒が大好きです。もちろん冷でも燗でも美味しいです。

その土地で愛されるお酒を楽しむ、旅行の最高のお土産です。

 その後北陸自動車道から富山県に入り小谷部砺波JCTから東海北陸自動車道に入り五箇山ICまで走り、菅沼合掌造り集落を見てまわりました。国道横の駐車場にクルマを止め集落までエレベーターで降り、トンネルを抜けて集落に向かいましたが地下のトンネルが井戸の底のように涼しくて生き返ります。

トンネルで菅沼集落と隣の五箇山集落を結んでいます。

 合掌造りは豪雪地帯に住む人の知恵で造られた象徴的な家屋でしょうが、ここで住む人にとって厳しい自然と共に暮らす事は大変なんだろうなと感じます。観光客として気まぐれに寄って観て周り「綺麗ね、自然に囲まれていいわね」なんて気楽に言っていいものなのか考えてしまいます。

本当に綺麗な田舎です、でも冷静に考えると暮らすのは大変そう。

 朝食のボリュームがたっぷりとありましたので、お腹が空いてきませんでしたのでそのまま高山に抜け、安房峠から松本ICで長野自動車道〜岡谷JCT〜中央道と帰ってきました。月曜日でしたけど最近中央道の渋滞は穏やかなのに驚きました。峠もガンガンアクセル踏み込んで走り、金沢〜加賀市内は市街地を走りましたが走行距離1057km、燃費は18.5km/lとやっぱり優等生なGIULIAでした。

加賀市内JAで給油した際、Alfa Romeoディーゼルと驚かれました。