本牧へ

 師走なのか最近わさわさとやる事が多くてブログをポストするのもサボっていたけど、みなとみらいに出る用事があったので少し足を伸ばして本牧三溪園に。今年は11月になっても夏日の日が数日あるなど、本当に天候不順で紅葉の時期も先延ばしになっていましたが、市街地でも最低気温が7℃を下回る日も増えてきているので最後の紅葉でも観にと足を運んでみました。

内苑と言われる崖に囲まれたところ

 自然を愛でるのは陽が昇る頃がいいのだけど、ここの開演時間は朝9時、家で雑用済ませなんてしてたら到着したのは10時過ぎと出遅れました。チケットを求める列も出来ており平日なのに中々の賑わい、一眼レフに長玉つけた高齢の男性が多く見受けられました。私も前期高齢者の一人ですので大きな声で言えませんが。

こちらの銀杏の葉は落ちて黄色い絨毯になっていました

 同じ市内で手軽に自然を楽しめるので、年に何度かお邪魔していますが、今年は暑い日が多かったからか葉の色づきも少しくすんだような、葉の縁が焼けたように見えます。

干し柿がいい感じ、園内になったものを干しているんでしょうね。

 この日は暖かく日向にいると暑いくらい、本当に12月なのかと感じました。この季節楽しみにしているりんごやみかん農家さんからは、夏の暑さで実のつきが悪く今年はごめんなさいと、暑さが樹木自体にダメージ与えているので来年の果実の実りも厳しいと連絡がありました。こうゆう年の冬には首都圏でもドカ雪が降ったりしますので、スタッドレスに履き替えないといけませんね。

池から三重塔を望む、三溪園らしい写真ですね

 

SIGMA

 FaceBookには過去に投稿した記事を○年前も今日こんな事投稿してます。とお節介なことを教えてくれる。今日たまたま6年前に投稿した記事がタイムラインに表示されたけど、SIGMA SD Quattro Hで撮ったバイクの写真。最近こんな写真撮っていないなぁと、被写体探して撮ってみたくなりました。

アンダーめに仕上げるとヌルヌルの存在感がたまりません

 仕事で使っているCanonのカメラと比べると、フィルムカメラみたいに暗い室内では手持ちでシャッターが切れないので三脚が必要だし、ほとんど使えないAFでシャッターを切るまで時間はかかるのでシャッターチャンスは逃してばかりだけど、被写体のエモーショナルな存在感を切り取れる貴重なカメラ。

エンジンとキャブレターの塊感が際立ちます

 黒の中でも潰れてフラットにならずしっかりとした階調を表現してくれる、ディティールまで表現したい時に力を貸してくれる頼もしいカメラ。今の時代万人受けしない一部の数寄者にしか評価されない製品は消えゆく運命なのかもしれないけど、手放したくないカメラです。

ライトケースのアルミの破れ方など時間を閉じ込めているように感じます

 レンズは同じSIGMAの35mm 1:1.4 DGというレンズ、APS-Hという撮像素子サイズなので35mmフルサイズと比べると係数1.4くらいなので、35mm換算50mmくらいの焦点距離のレンズ、開放でのボケ足が綺麗で気に入っています。

 

新酒

 クリスマスやバレンタインにハロウインと、商魂逞しき小売店はイベント絡みで商品を並べ誘惑します。この時期の一大イベントといえばやはりボジョレー・ヌーボーでしょうか、フランスのボジョレー地区でできた新酒のワインの解禁日というだけで、こんなに浮かれたお祭り騒ぎで何が楽しいんだろ?。そんなイベントに囃し立てられ実際にスーパーで購入し、いただいた事もありますが正直言って葡萄ジュースにジンかウオッカを混ぜたような、悪い印象しかありませんでした。

 コロナ禍が過ぎ、色々なイベントが再開され11月16日はボジョレー・ヌーボーの解禁日だと、ニュースでの報道も国内でワインを楽しむ人たちの姿を見る度に「新酒というだけであまり美味しくないワイン呑んで〜 www」と、草生やしておりましたが「ハタ!」と気づいたのが、スーパーの棚に並んでいる日本酒と、地酒専門店や蔵元で買い求めた銘柄を呑んだ時の味の差。日頃飲んでるワインだってボルドーブルゴーニュピエモンテだと、知ったかぶり撒き散らして買い求めているのに商売に踊らされ、スーパーに並ぶ大量生産された安いワインと、ワイン専門店が仕入れたボジョレー・ヌーボーとで同じ訳無かろ。

 という事で近くのショッピングモールにあるエノテカで一日遅れのヌーボーをいただいて飲んでみました。今までの無知を土下座して謝罪したくなりました、確かに樽熟していませんので葡萄の旨みが残るフレッシュで軽やかなワインで、この時期ですとクリームやバターを使った少しコッテリした食べ物に合うように感じられ、美味しくいただきました。

 来年は一緒に踊らされてみようと感じた1日でした。

騙されたと思って騙されませんでした

 

国の定義

 もう毎日トップニュースはイスラエルウクライナでの戦争のニュースばかり、多くの人が命を落とす争い事はもうホントうんざりですけど、当事者にはそれぞれの正義を武力行使してでも通さなければいけない事なのでしょう。2000年以上も続くユダヤ人とアラブ人との諍いでしょうが、争いを話し合って決める現代社会において力を誇示するのはいかがなものかとも思いますが、ほとんどの国が加盟する国連は国同士の戦争は認めていません。

 独立国において領土・国民・財産を守るための自衛権は認められていますが、攻撃する側も受ける側も相手は軍人と軍の施設に限られ、意図的に民間人・施設を攻撃すれば戦争犯罪として認められれば後に罰則が課せられます。しかし今回のイスラエルパレスチナの紛争でパレスチナ側は自国民を盾として利用し、相手の国民も人質として監禁しての戦争となっている事からもう国と国の争いではなく、国という皮を被った犯罪組織対国家という様相です、どんなに相手を罵り自国を華美に持ち上げようとも共感できませんね。

 民主主義国家としては法を定め、国のやっていることを国民が監視できる所だと思いますが、専制主義国家では目的を為すために法や人権は後回しになってしまいます。困ったことに日本の隣りには専制主義国家が3つも揃っているので、そんな国とどう付き合うべきか不安です。国連という組織の改革も必要だと思いますが、今はお飾り的な国際司法裁判所の判断も実行力強化を醸成していかなければいけないように感じます。

国家として自衛権を行使するための力は必要だと思います

 

大ボケ

 今朝の新聞見ていて考えさせられました。マーケティングは理論や感覚ではなく、データ解析になるんだなぁ。レジにPOSが導入されてからその傾向にあったんだろうけど、それを進めて商品作りを生成AIで効率化とは。後に続く流通業はもちろん色々なメーカーも追いかけるだろうから、この先店舗形態や販売形態まで変わっていくような感じがいたします。

www.nikkei.com

 購買客の嗜好を先読みして店頭に並べる。なんかすごい未来がすぐそこまで来ていると感じているけど、気持ちの中には「ちょっと待て!それで良いのか?」という感覚もある。臍曲がりで天邪鬼な私は「あなたはこれが欲しいんでしょ」と目の前に出されたら「違うわい、こっちじゃ」って陳腐な方選んでいそうな気がする。コモディティー化した定番商品だって良いものはいいもんね。

伝統的な和菓子は変わらないで欲しいな

 最初にポストしたものにタイトル入れ忘れていましたので、タイトルは「大ボケ」とさせていただきました。

 

星に願いを、月に祈りを

 年取って会社員していた人は定年という事で、自営業の人でも65歳で前期高齢者という事で若い頃のように体は動かなくなるし、仕事も第一線から外れてくると他の目的を見つけようとするのか、ボランティアや自治会の仕事を受けたりする人も出てきます。中国の古典「論語」にも「君子は義に喩(さと)り小人は利に喩る」なんて言葉がありますが「徳のある人はまず正しい道かどうかを考えるが、つまらない人は損得を考える」という意味だそうで、家庭での出費も落ち着き稼ぎより時間ができることで社会に目がいくのでしょうか。

 高校を卒業したのはもう半世紀ほど前になります。県立高校でしたがいろいろな縁もあり、本年から高校の同窓会事務局のお手伝いをさせてもらうことになり、自ずと先輩後輩とのお付き合いも増えてまいりました。創立100年以上となる学校ですのでご存命の先輩には紀寿を迎える方も出てこられています。歳を重ねてきた今、高校での3年間の意義は何だったんだろうか?と、詮無いことを考えたりもします。

 俺様一人で立派になったわけではなく、周りの多くの人の縁に支えられ今の自分がある。と、感謝を口にできるようになるのは歳をとったせいなのでしょうか。美味しいものを食べさせてください、綺麗な服を買えるようにしてください・・・、神様にお祈りすればいいのでしょうか、星に願いをかければいいのでしょうか、争いが無くなりますようにと月に祈りを捧げればいいのでしょうか。今の世界情勢を見ると、遠く離れた一個人が何をすれば良いのかわかりませんが、今日もご飯が食べられた事、健康でいられる事、温かい布団で眠れることに感謝することにします。

祈りは届きましたか?

 

社会的インフラの責任は?

 愚痴になりますかね、昔はmixiもやっていましたよ。でも実際ソーシャル上でのおつきあいにしてもコミュニケーションはだんだんと少なくなり、Face Bookでもコメントも残さず「イイね」だけという使い方になってきました。以前、今年の2月に

virbius.hatenablog.com

 という愚痴をポストしましたが、最近余計広告出典管理が杜撰になっている気がします。Metaの広告規定によると、当該国の法を遵守と詐欺的誤解を招かないと規定されているにかかわらず、コピー商品と思しきものを堂々と広告し、規制もしない。Face Bookに限らず同じMetaのインスタでも詐欺商品の広告が酷い。

transparency.fb.com

 広告を通報しても審査が甘くて広告を削除しようとしない。

 販売しているサイトに行ってみると日本語が怪しいし、連絡先が記入されていない。記載される住所をGoogle Mapで見ても該当する建物がない。法人番号を国税局のサイトで照会しても該当する法人が出てこないなど、騙す気満々で連絡先が無いのは日本では特定商取引法違反であり、ブランド品のコピー商品を売るのは商標法違反。

 詐欺商売している犯罪者の片棒担ぐのは社会的インフラを運営する会社として利用者の安心・安全を担保するつもりが無いんだろうな、ほんとガッカリです。